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【ダブルス】基本フォーメーションを理解しよう! (ブライアン型)

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ダブルスの基本陣形

ダブルスがうまくなりたいけど「立ち位置がよくわからない。」「ペアの人とどっちがとればいいかわからないボールが多い。」といった悩みを抱えている方に、ダブルスの基本陣形とそれぞれの役割を解説していきたいと思います。皆さんの上達に役立てば嬉しいです!

ダブルスの場合、多くの方がサービスゲームではサービスダッシュをすると思いますが、ネット2人が並ぶ並行陣では基本となる陣形が2つあります。

ダブルスの基本陣形
  • セオリー型
  • ブライアン型

今日はより難易度の高い『ブライアン型』について解説していきます。

※セオリー型がまだの方は↓こちらから先にご覧ください。

ダブルスのフォーメーション:ブライアン型

相手の後衛側にボールがいったら②が詰める

ブライアン型の陣形はセオリー型の反対で、上図の通りボールが飛んで行ったコースのクロスに立っている味方が前に詰め、もう一方が少し後ろにポジションをとる陣形です。

ブライアン型とは、私がこのサイトで説明しやすいように勝手に名付けたものです。笑
恐らく共通言語ではないと思いますのでご注意ください。

Tennis TV:https://twitter.com/TennisTV/status/797784578417131521?s=20より引用

 

ブライアン型のメリット

この陣形のメリット/デメリットを1つずつ解説していきます。

メリット①:相手のアングルショットを防ぎやすい

図を見てわかる通り、アングルショットへの対応が比較的しやすくなります。また、相手はペアも邪魔になるため、角度のきついアングルほど打ちづらくなります。

ただし、これはしっかりと詰めていることが重要です。味方のボールが浮いてしまって打ち込まれそうな場合でも、下がらず自分のポジションを守る必要があります。

これはセオリー型でも同様です。自分のポジションと役割を全うしても抜かれてしまうようなショットがきたら、相手に拍手を送ってあげましょう。(調子のいいときのジョコビッチのように)

メリット②:ロブを処理しやすい

図のように、相手はロブを打つ場合にクロスへのロブになります。

クロスロブは距離が長い分滞空時間も長くなりますし、ロブを処理する側から見ればボールが遠ざかっていきますが、角度をつければつけるほど浅いロブしか打てませんよね。

ベースラインとダブルスラインぎりぎりに入るロブは仕方ないですが、ロブに追いつきやすいという点がメリットとしてあげられます。

ブライアン型の注意点:センターを抜かれやすい

左図は、緑のペアがブライアン型、黒のペアがセオリー型のペアの基本となるポジショニングです。

そして、赤点線がブライアン型のペアの間を狙ったときに打てるコースで、黒点線がセオリー型のペアの間を狙ったときに打てるコースになります。

みていただくとわかる通り、相手のストローカーから打てる2人の間のコースはブライアン型の方が広くなります。そのため、前に詰めているペアは少しセンターに絞った位置をとることが重要になります。ケアしなくてはいけないアングルは、相手の前衛が邪魔になるので、よほど厳しいコースでない限り反応できると思います。

以上が大きなメリット/デメリットになります。

まとめ

ブライアン型は前後のポジショニングやショットのコース選択、相手のショットへの読みなどの経験が必要な判断がセオリー型よりも多く必要です。細かく上げればキリがありませんので、『もっと細かく解説してほしい』、『こんな状況のときはどうすればいいの?』などコメントをいただければ、パターンに分けてもう少し詳しく解説させていただきます!

いかがでしたでしょうか。今回の陣形の解説はあくまで基本中の基本の話です。常にこのポジションでいるというものではまったくありませんし、試合の状況やプレー中の状況でいかようにも変化します。

ただ、基本を知っているのと知らないのとでは大きな差です。基本をしることで相手との駆け引きが生まれ、テニスがさらに楽しくなると思います。図をいっぱい用意して大変でしたが、皆さんのテニス上達につながれば嬉しいです!ぜひ今回の内容を意識して練習に取り組んでみてください!

それではまた!

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